皆さん、お元気ですか?

先日松戸市のゲートキーパー養成研修を受講した。その内容が現状に良く合うと思いここで書き記すことにする。
健常であれば小さなショックを受けて落ち込んだとしても容易に立ち直ることができる。しかし、うつ状態でショックを受けた場合は落ち込み度が大きく一気に最大の落ち込み状態といえる“仕事を辞めたい”、“いなくなりたい”というような心境になるのだという。うつ状態は疲労が蓄積し疲れ果ててしまった状態であり頑張った証拠でもある。
疲労の蓄積には段階があり1段階では不眠や食欲不振が現れ、2段階では傷つきやすく何事も億劫になったりイライラするようになり、回復にも時間を要するようになる。ただし表面上は飾ることができるため、得意なことや好きなことなどはこなせてしまう状態でもある。3段階になると感情が理性を大きく上回り回避行動をしたり嫌な思い出として記憶化され、本人の本来の性格や思考からずれ、一様にマイナス思考の独特な感じ方や考え方をするようになる。
身体症状である①疲労感、負担感(休んでもとれない)と精神症状である無力感(自信低下、何をしてもダメ、対人恐怖)、③自負感(罪の意識、自分は迷惑をかけている)、④不安(やらないと怒られる、見捨てられる)、焦り、後悔の4つの点は重要であり、コロナはこれらを大きく刺激した。何をやってもうまく行かない、他人に感染させてしまった、濃厚接触者かもしれない、リモートに順応しなければならないなどの負担も増え、我慢も強いられてきた。さらにワクチンや治療薬が準備できたとしても医療従事者を含め2.3段階に落ち込んだ人の数が増え、回復にも時間がかかることを考慮すれば今後1.2年はイライラや引きこもりの社会が続くという。
それに対し助けてあげよう、考え方を変えさせようとする気持ちから“こうしてみたら?”とか“あなたならできる!”とアドバイスしたくなるが、これが先の4つの点を刺激することとなり、かえって悪化させてしまう。このことは人間がピンチになるほど相談しなくなる理由にもなっているという。支援する時は問題対処よりも理解する姿勢を見せ、話を聴いてあげるなど安心を与える方が優先であり疲れさせないことがポイントになる。休養、受診、環境の見直しが必要であるが、長期戦になるので支援者が疲弊しないよう専門家の力を借りることも必要である。
私たちは感染しないよう日頃から神経を尖らせている。また、毎日の電車通勤、患者対応、薬の流通情報に不安を募らせながら頑張ってきたことは間違いない。皆さんは疲れ果ててしまっていないだろうか。元気なのは表面だけではないだろうか?今後も増えるであろううつ状態の人同士がお互いを刺激し合うようになってしまえばなおさら深刻である。職場の人員が不足しても、明日は我が身であり、感染させてしまってもおたがい様であり致し方ないこと、復帰早々ご迷惑をおかけしましてと言うよりご心配をおかけしくらいで留めておいた方がいい。すべてはコロナのせいなのだから。
元気ですか?ボチボチです、何とか生きてます、くらいでも良いので前向きにいきたいですね。

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