薬剤師の仕事の変化と会話能力

私が薬剤師になったのは平成8年。
それは病棟で薬の説明をするのが認められたり,
窓口で薬の説明を義務付けられて間もないころ。。。
大きな変革時代でもありました。
また,薬は病院の中でもらうのが当たり前であった時代。

それより前に薬剤師になった先輩方は,
薬局で黙々と薬を作り,曇りガラスの小さい窓からそっと
薬を差出し,お大事に一言で終わっていた。(極端すぎましたらご意見ください!)
つまりは患者と話すという行為が認められていなかった。

それを何十年も行ってきた薬剤師の先輩方。
彼らはこだわりを持ったラーメン屋の店主のごとく,
大工の棟梁のごとく威厳があり,客の方が気を使うような,
無口,無愛想,どこかしら変わっている印象を受ける人を多く見かけました。

軟膏を練り合わせる,消毒薬を調製する,粉を分包紙に一個ずつ包む,
私の意見では職人だから無愛想でも構わないと思っておりました。

ところがどこかで貴重な意見を伺いました。
薬剤師は職人ではない。
処方せんに基づいて薬を作り,患者さんに薬を差し上げる
サービス業だと。

今では曇りガラスどころか,カウンター越しに顔を突き合わせる。
笑顔も必要。傾聴などコミュニケーションスキルも必要。

だから無愛想なのはいけない。

つまり,無愛想な薬剤師は現代に合わせて
きちんと会話のできる薬剤師にならなければいけない。

私よりも後輩にあたる人たちはもっと会話が上手で,
余計なことまで話してくれそうな気もしますが,
そういう人たちと話ができるこれから先が楽しみです。。




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