癒しのひととき〜A time of healing

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zoom RSS 思考の整理学 外山滋比古 ちくま文庫

<<   作成日時 : 2010/12/29 19:36   >>

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東大・京大で一番読まれた本というので気になり購入。

ちょっと難しいが,なかなか良い本だった。
37歳になって読むと最近ようやく自分なりに思うに至ることも少なくない。
この本をもっと早く読んでいればもっと早く解決なり考えがまとまっていたのかもしれない。


以下抜粋。

ひらめいたアイディアは寝かせると良い。
寝る前に考え事,面白い本を読むのは良くない。
目覚めから起き上がるまでに一番良いアイディアが浮かぶと。
三上⇒馬上,枕上,厠上(しじょう)。

秘術は秘す。昔から惜しげなく教えるのが決して賢明でないことを知っていた。⇒技は盗むものである。
詰め込み教育は自力で飛行できないグライダー人間を育成する。技を盗んで,自分で操縦する飛行機人間になって免許皆伝を受けることが重要だ。
今の学校は,教える側が積極的でありすぎ、親切でありすぎる。つまり学習者は何とかしくれるという依存心が育ってしまう。
子供は創造的,詩人であり小発明家である。学校で知識を与えられるにつれて,散文的,人まねがうまくなる。

ものを考え,新しい思考を生み出す第一の条件は,あくまで独創である。
自分の頭で考え出した,他の追随を許さない着想が必要である。
ただそれを振り回すのでなく,諸説を適度に参照し,新しい調和を考える。
これで独創はやせた線でなく,ふっくらした幹になる。

ものを考えるに当って,あまり緊張しすぎてはいけない。
何が何でもとあせるのも賢明でない。
むしろ,心をゆったり,自由にさせることが重要だ。

教育程度が高くなればななるほど,頭がいいと言われるほど,知識をたくさんもっている。
頭の優秀さは記憶力の優秀さとしばしば同じ意味を持っている。いわゆる生き字引だ。
倉庫としての頭にとって,忘却は敵である。博識は学問のある証拠であった。
しかし,こういう人間頭脳にとって恐るべき敵・・・コンピューターが現われた

ここで創造的人間ということが問題になってきた。
人間の頭は倉庫の役以外に新しいことを考え出す工場でなくてはならない。
工場にも整理が必要だ。作業効率を良くするためには,どんどん忘れてやらなくてはいけない。
忘れることに対する偏見を改めなくてはいけない。
忙の状態。つまり心を亡くしている状態を意味している。

整理して忙しくならないようにするために睡眠を取っている。
レム睡眠時(マブタがピプピクしている)に,その日の出来事を整理している。
倉庫に入れるもの,処分するものを仕分けしている。
朝,睡眠が妨げられて,整理できていないと,目覚め悪く,頭が重い。

朝の時間が思考にとって黄金の時間であるのも,良く整理されている動きやすくなってるからである。

昼間にできる忘却方法はリフレッシュメント(お茶,お茶菓子,喫茶店などの場所に移動)である。
勉強家は,朝から晩まで同じ問題を考え,勤勉家のようだが,実は効率は良くない。
小学校の時間割を参考にするとよい。理科,体育,図工・・・・休み時間。

思考の整理とは,いかにうまく忘れるかである。

一時の思いつきは,生木のアイディアであって、水分を抜いてやるのに,メモに書く。
書けば安心して忘れやすい。しばらくして見返すと良いものもある。

知識の量が増大して一定の限度を超すと飽和状態になり,それ以上は増やせず,流出してしまう。
収穫逓減の法則(人を増やせば増やすほど増収するわけではない)に近い。
いずれ壁に突き当たり,新鮮な好奇心が失われる。
そんな時は,逆の原理で,削り落とし,精選の原理を発動させなくてはならない。

本を捨てる,整理するにも,忙しい人には向かない。
ふるいにかける作業には時間をかけて慎重に行う必要がある。

とにかく書いてみる。気軽に書いてみる。
書き出したら,立ち止まらないで,どんどん先を急ぐ。勢いが大事だ。

友にはほめてくれる人を選ばなくてはいけないが難しい。人間は褒めるよりもけなす方がうまくできている。
調子に乗ると,思いがけないことが飛び出してくる。

考え事をしていてくよくよしているのが一番良くない。
自信を失っていく。
大した用も無いのに話をしてくる人のほうが案外上手くいく。
仲間とちょくちょく話をし,吐きだすのが良い。
1人でくよくよせずのを避けなくてはいけない。
ほめてくれる人に会うようにする。
批評は鋭いが,良いところを見る目が無い人は敬遠する。
お世辞であっても,普通の人ならうれしくなるのだ。

とっておきの考えは,やはり取っておくべきだ。
言えば溜飲を下げたような快感があるが,
冷たい批評でせっかくのアイディアの芽がつぶされる危険がある。
気力すら無くしてしまうかもしれない。
あえて黙って,表現への内圧を高めなくてはいけない。

同じ専門の人間同士では話が批判的になりやすい。
違ったことをしている人と何でも話し合うのが良い。

機械と人間の競争は新しい機械の出現によって機械的な性格をあらわにする人間の負けに終わるのである。
これからの人間は,機械やコンピューターのできない仕事を
どれくらいできるかによって社会的有用性に違いが出ることははっきりしている。


頭の中の記憶を削ぎ落とすこと。
えっ???そんなことあったっけ??
あれどこやったっけ?あれって何?
ボケてしまったと言われかねませんが,
場所的,言語的記憶はパソコンにお願いして
自分の頭の中はもっと創造的で楽しい新しい前向きなこと考えるところにするという
環境改善が大切だとつくづく考えさせられました。








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